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もう、チャットのたびに自社の説明をしなくていい

ナレッジベースとは

ナレッジベースは、生のテーブルだけでは伝わらない背景情報を一カ所にまとめておく場所です。自社が何をしている会社か、ある商品コードが実際に何を指すのか、指標がどう定義されているか、データパイプラインがどう組まれているか——そうした文脈を蓄積します。左サイドバーの「ナレッジ」から開けます。Explore と Database の間にあります。

保持する文脈は 3 種類です。アップロードファイルは、用語集・指標定義・インジェストの運用メモなど、あなたが持ち込む .txt / .md のドキュメントです。スキーマビューは、すでに取り込んだデータから自動生成されます。テーブル名・カラム・型・値の範囲・サンプル値を、読み取り専用で表示します。メモリは、AI がセッションをまたいで保持するトピック別のメモで、いつでも手動で編集できます。

これら 3 つは、AI が回答する前に読む指示文へまとめて組み込まれます。チャットを開いても、ダッシュボードを生成しても、自動探索分析を走らせても、同じビジネス文脈がリクエストとともに渡されます。だから AI は一般的なデータベースではなく、「あなたの組織」を前提に推論します。

なぜ回答が鋭くなるのか

分析の誤りの多くは、データ不足ではなく文脈不足から生まれます。status というカラムが注文の状態を指すのか契約の状態を指すのか、region のコードは凡例なしには意味を持ちません。ナレッジベースはそのギャップを、中央で一度だけ埋めます。同じ説明を毎回会話に貼り付ける必要がなくなります。

文脈は組織全体で共有されるため、すべてのメンバーの分析が同じ定義を引き継ぎます。一度定義した指標は、同僚のチャットでも、スケジュール実行の探索でも、生成されたダッシュボードでも同じように解釈されます。この一貫性こそが、場当たり的な問いかけを、信頼できる分析業務へと変えます。

スキーマビューは、AI が「実在するもの」から外れないようにする役割も担います。取り込んだデータから再生成されるため、AI は推測ではなく実際のテーブル名・カラム名をもとに動きます。存在しないフィールドの捏造が減り、クエリが一発で通りやすくなります。さらにメモリは時間とともに積み上がり、使うほど AI はあなたのビジネスに精通していきます。

使い方

左サイドバーの「ナレッジ」を開きます。ページは上から下へ、3 種類の文脈ごとに並んでいます。

ドキュメントを追加するには、ページ上部のアップロード領域に .txt / .md ファイルをドラッグするか、クリックして選択します。複数まとめて追加できます。直接入力したい場合は「手動で記述」をクリックし、メモに名前を付けて Markdown を貼り付け・記述してアップロードします。各ファイルは「アップロード済みファイル」のカードとして、名前・サイズ・日付とともに表示されます。古くなったものは削除操作で取り除けます。1 ファイルは 50KB 未満に収めてください。

「その他のコンテキスト」では、スキーマを開くと AI が見ている構造を確認できます。これは読み取り専用で、データを取り込むたびに更新されます。メモリを開くと AI が保持しているメモを読めます。任意のトピックをクリックすれば内容を編集して保存できます。AI に知っておいてほしいことをアップロードし、すでに知っていることを確認し、ずれていれば直す——これがすべての流れです。

数字はもう揃っている。あとは「物語」を渡すだけ

数字は「何が起きたか」を教えてくれますが、「なぜそれが重要か」を語るのは文脈です。ナレッジベースを数分で埋めておくだけで、それ以降のすべての問いが、最初から全体像を踏まえた状態で返ってきます。一度きりの設定で、続くすべての分析を一段鋭くしてください。

FAQ

どんなファイル形式をアップロードできますか? プレーンテキスト(.txt)と Markdown(.md)です。1 ファイルあたり 50KB 未満に収めてください。これを超えるファイルは文脈の組み立て時にスキップされるため、長い文書は要点ごとのメモに分割してください。

この文脈は実際にどこで使われますか? チャット分析、ダッシュボード生成、自動探索分析のいずれにおいても、AI への指示文に組み込まれます。分析を行うあらゆる場面で同じナレッジが効きます。

メモリとアップロードファイルの違いは? アップロードファイルは、あなたが自分で用意・管理するドキュメントです。メモリは、AI が作業しながら自分のために書き残すトピック別のメモで、セッションをまたいで保持されます。手動でも編集できますが、基本的には時間とともに自動で埋まっていきます。

スキーマは自分で編集するものですか? いいえ。スキーマビューは取り込んだデータから生成される読み取り専用です。データソースの追加・変更に応じて更新され、AI が実際にクエリできるテーブルを常に反映します。

ナレッジベースは他の組織と共有されますか? いいえ。文脈はあなたの組織内に限定されます。チーム全員が同じナレッジベースを参照しますが、他テナントから見えることはありません。

分析の前に必ず設定が必要ですか? いいえ。分析は自動生成されるスキーマを使ってそのまま動きます。ナレッジベースは回答の精度を高めるための仕組みで、用語・指標・パイプラインなど、生のテーブルだけでは伝わらない説明が必要なときに特に効果を発揮します。

どのくらいの頻度で更新すべきですか? 定義・製品・パイプラインの詳細が変わったときです。文脈はリクエストごとに読み込まれるため、編集は次の問いから即座に反映されます。再インデックスや待ち時間は不要です。

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